賃貸物件を探す時、情報サイトから好みの物件を物色するかと思いますが、いざ不動産仲介会社の窓口に行ってみる(もしくは電話を掛けてみる)ものの、実はもうその物件が既に契約済みだと言う経験は、お部屋探しをした事のある方なら一度は経験するはずです。
故意であったり、対応が遅れているだけだったり原因はさまざまですが、誤った情報が掲載されている事はそれ程珍しい事ではありません。中にはおとり物件と呼ばれるお客様を招くためだけに掲載されている物件もあると言われます。
そんなおとり物件を見極める方法として「オトリ物件チェッカー」と言うWEBを利用したサービスがあります。このサービスは住宅情報サイトから気になった物件を見つけた場合、本当にその物件が入居者を募集中であるか、または既に無効な情報なのかを判断してくれるものです。

具体的には問合せ対象の物件とレインズ(不動産流通機構)と呼ばれる物件情報のデータベースとを照らし合わせ、物件の有無を確認します。ただ結果については「100%の正確性を保証するものではない」とも記載されており、本当に気になる場合は、おとり物件覚悟(?)で不動産仲介会社に問い合わせてみる方が後々後悔しないかもしれないですね。


例えば、よく「入居率98%」などと謳っている不動産販売会社は多いですよね。ただその割には意外と賃貸情報サイトにその会社の同じシリーズの物件が掲載されている事があります。そんな時にその情報の妥当性を判断するために使ってみてもちょっとした参考になるかもしれませんよ。逆に「物件有り」が多ければ、ちょっとその販売会社の入居率も疑ってみても良いかもです。。。
プロブロガーのイケダハヤトさんも自身のブログでご紹介されていましたが、このヘヤジンプライムを運営されているイタンジ㈱は、他にも「囲い込みチェッカー」など、新しいサービスを運営されています。今後もこのような画期的なサービスが次々に公開されると、既存の不動産仲介会社としては、今までのスタイルでのビジネスがますますやりづらくなるかもしれませんね。入居希望者の方だけで無く、家主(大家)側としても注目すべき情報だと思います。