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AFP認定研修の費用はいくら?技能士課程・基本課程の受講料と、AFP取得から最初の更新までの総額【2026年10月】

AFP認定研修の費用 取得から更新までの総額 資産形成・キャリア
この記事は約10分で読めます。

AFP(日本FP協会の資格)になるには、原則として、AFP認定研修の修了、2級FP技能検定の合格、日本FP協会への登録の3つが必要です。研修だけを見れば、2級に合格済みの人が受ける「技能士課程」は通常8,800円からあります(2026年10月1日時点)。ただ、AFPは登録した後も年会費と2年ごとの更新がかかるので、比べるべきは研修の受講料だけでなく、登録から最初の更新までの総額です。

この記事では、日本FP協会と研修実施機関の公式の数字だけを使って、技能士課程・基本課程の受講料、取得までと最初の更新までの総額、提案書の出し方の違い、更新しなかったときの扱いを整理します。

❓ 先に答え:AFPを取るのにいくらかかる?(公式の数字・テキスト代は除く)
  • 2級を受ける資格がある人(技能士課程ルート):取得まで42,500円(2級受検11,700円+技能士課程8,800円+入会金10,000円+年会費12,000円)
  • 3級から受ける人:上に3級の受検手数料8,000円を足して50,500円
  • 2級の受検資格がない人(基本課程ルート):取得まで55,700円(基本課程の最安22,000円の場合)
  • 最初の更新(2年後)まで:2年目の年会費12,000円と継続教育の費用が加わる。継続教育は協会のモデルケース(3例)で2年8,960円〜14,500円(14,500円の例は勉強会の実費が別)
この記事は以下のような方におすすめです!
  • AFP認定研修の費用と、どの講座が安いかを知りたい方
  • 技能士課程と基本課程のどちらを受けるか迷っている方
  • AFP登録後にかかる年会費と更新の費用を知りたい方
  • 提案書の提出方法や合格点の違いで講座を選びたい方
  • 2級FP技能士で止めるか、AFPまで取るか迷っている方
🎯 30秒でわかる本記事の要点
  • AFPは独学だけでは取れない。研修の修了・2級合格・協会への登録が必要
  • 技能士課程の通常価格の最安は8,800円で、FPK研修センター・アーティスソリューションズ・TACが同額(FPKの8,700円は2026年10月5日までの期間限定)
  • 入会金10,000円・年会費12,000円は消費税の対象外(不課税)
  • 更新は2年ごと。15単位以上、「FP実務と倫理」1単位以上を含む3課目以上が条件
  • 更新しないと一般会員になり、年会費は続く。止めるには退会届が要る
📕 Before(読む前)
  • 研修の受講料だけで講座を比べている
  • キャンペーン価格と通常価格の区別がついていない
  • AFPをやめれば費用はかからないと思っている
📘 After(読んだ後)
  • 取得までと最初の更新までの総額で比べられる
  • 日本FP協会の検索で、募集期間と通常価格を見分けられる
  • 更新しない場合の手続きと費用が分かる

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📚 1. AFPになる条件と、研修の3つの課程

AFPになるには、原則として、AFP認定研修の修了、2級FP技能検定(学科・実技とも)の合格、日本FP協会への登録が必要です。研修は次の3つの課程に分かれ、受けられる人が決まっています。

課程 受けられる人 受講料の幅(2026年10月1日・協会の検索)
技能士課程1級か2級のFP技能検定に合格済みの人8,700円〜26,620円(9社・15講座)
基本課程一般の人22,000円〜211,200円(14社)
税理士課程税理士会か公認会計士協会に登録済みの人(2級の合格は不要)—

2級を受けるには、3級の合格、FP業務の実務経験2年以上、AFP認定研修の修了のどれか(ほかに金融渉外技能審査3級の合格者も可)が必要です。基本課程を修了すると、3級に合格していなくても2級を受けられます。研修は1か月以上かけて学習し、受講開始から1年以内に修了しないと受け直しになります。

💰 2. 技能士課程の受講料:通常の最安は8,800円で3社が同額

実施機関の公式ページで確認できた主な講座です(税込・2026年10月1日時点)。

実施機関・講座 受講料 提案書の提出・合格点・採点
FPK研修センター AFP特修フルWEBコース8,800円(期間限定8,700円は10月5日まで)Webで提出。各課題6割以上で合格。提出からおおむね1週間で修了証
FPK研修センター AFP特修WEBコース/AFP特修コース16,100円/24,300円同上(作成ブックが冊子、提案書の解説動画つき)
アーティスソリューションズ(資格対策ドットコム)技能士課程8,800円(冊子版テキストつき12,100円)Webでアップロード。60点以上で合格、未満は再提出。採点は最長10営業日
TAC 技能士課程 Web通信8,800円(冊子つき15,000円)採点結果は提出から約2週間(提出方法は公式ページに記載なし)
みずほインベスター・リレーションズ eラーニング版10,450円—
LEC東京リーガルマインド Webアップ版/通常版11,000円/15,400円郵送のみ(データ提出は不可)。60点以上で合格。毎月25日締め、翌月10日ごろに修了書

FPKのフルWEBコースは、上位のWEBコースと比べて、提案書の解説動画(約2時間)が付かず、提案書作成ブックがPDFになります。FPKは、提案書の作成に平均15〜20時間かかると案内しています。

日本FP協会の「AFP認定研修の検索」では、受講課程で「技能士」、受講形態で「通信」を選び、受講料が安い順に並べられます。同じ講座が募集期間ごとに別の行で出るので、募集期間の列で期間限定の価格かどうかを見ます。載っている受講料は講座の料金だけで、検索に出てこない講座もあります(TACの15,000円のコースなど)。

読者
結局、どこがいちばん安いのですか?
著者
10月5日まではFPKの期間限定8,700円、それ以降は8,800円で3社が並びます。差は100円なので、提案書をWebで出せるか、採点にかかる日数、テキストが冊子かPDFかで選ぶ方が実際的です。

📘 3. 基本課程の受講料:最安は2万円台、教育訓練給付の対象もある

基本課程は2級の試験対策を兼ねた講座が多く、価格の幅が大きくなります(協会の検索・2026年10月1日時点)。

  • みずほインベスター・リレーションズ Web版:22,000円(添削6回)
  • アーティスソリューションズ:24,750円(添削7回。講義動画つきは26,400円)
  • FPK研修センター BASICコース:44,000円
  • ユーキャン:通常66,000円(2026年10月22日までのキャンペーン61,000円)

ユーキャンの講座は一般教育訓練給付の対象で、要件を満たせば受講費の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。FPKとアーティスの技能士課程は対象外と公式に書かれています。

🧮 4. 取得までと、最初の更新までの総額

ルート 内訳 取得まで 最初の更新まで
技能士課程(2級の受検資格あり)2級11,700+技能士課程8,800+入会金10,000+年会費12,00042,500円63,460円〜69,000円
技能士課程(3級から)上+3級8,00050,500円71,460円〜77,000円
基本課程(最安の講座)基本課程22,000+2級11,700+入会金10,000+年会費12,00055,700円76,660円〜82,200円

最初の更新までは、2年目の年会費12,000円と、協会のモデルケース3例の継続教育費(2年で8,960円〜14,500円。上限・下限ではない)を足した額。市販のテキスト代、受検の事務手数料、決済手数料は含めていません。

2級の受検手数料は学科5,700円・実技6,000円で、両方で11,700円です。3級に合格していない人は、基本課程ルートでも技能士課程ルートでも、取得までの差は5,200円(55,700円と50,500円)です。基本課程は2級の試験対策も兼ねるので、その分のテキスト代をどちらで払うかも比べます。

📅 5. 登録後の費用と更新:やめても年会費は続く

  • 入会金・年会費:入会金10,000円、年会費12,000円。どちらも消費税の対象外(不課税)です。学生は入会金0円・初年度の年会費6,000円の制度があります
  • 更新の条件:2年ごとの継続教育期間に15単位以上、「FP実務と倫理」1単位以上を含む3課目以上。超えた単位は次の期間に持ち越せません
  • 単位の取り方:協会のFPジャーナル継続教育テストは1回990円で3単位(倫理を含む全課目)。2025年7月号から年4回(1・4・7・10月)の掲載です。承認番号のある継続教育研修は、1講座で申請できる単位が必要単位の50%(7.5単位)までという決まりがあります(継続教育規程5条)
  • 登録の期限:2級合格の試験日か研修の修了日の遅い方から、翌々年度末(3月末)まで。過ぎると、2級の再受検(学科は免除申請できる)か研修の再受講が必要です

更新の期限を過ぎても、2か月の「不備解消期間」の間は単位の取得と手続きができます。それも過ぎるとAFPは失効し、一般会員になります。一般会員になっても年会費12,000円は続き、支払いを止めるには退会届を出します。

🏠 6. 2級FP技能士で止めるか、AFPまで取るか

2級FP技能検定に合格すれば、「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」を名乗れます(技能検定は国家検定で、合格すると「技能士」と名乗れる。厚生労働省)。AFPは日本FP協会の資格で、登録すると年会費と2年ごとの更新がかかります。AFPには、2年ごとの継続教育で知識を更新する仕組みがあります。不動産投資の実務で使う知識(不動産・相続・タックスプランニング)は2級の試験範囲に入っているので、知識だけが目的なら、2級で止めて年会費と更新の手間をかけない選択もあります。

❓ よくある質問

Q1. AFP認定研修でいちばん安いのはどこですか?

A. 2026年10月1日時点では、技能士課程のFPK研修センター AFP特修フルWEBコースが期間限定で8,700円(10月5日まで)です。通常価格では、FPK研修センター・アーティスソリューションズ・TACが8,800円で並びます。価格は変わるので、日本FP協会の検索で募集期間と受講料を確かめます。

Q2. 独学でAFPは取れますか?

A. 取れません。2級の試験は独学で合格できますが、AFPの登録にはAFP認定研修の修了が必要です。2級に合格した後なら、技能士課程(8,800円から)で修了できます。

Q3. 基本課程と技能士課程、どちらが安くなりますか?

A. 3級に合格していない人の場合、取得までの総額は基本課程(最安22,000円)のルートが55,700円、3級から受けて技能士課程に進むルートが50,500円で、差は5,200円です。基本課程は2級の受検資格になり、試験対策の教材も付くことが多いので、教材費を含めて比べます。

Q4. AFPを更新しないとどうなりますか?

A. 期限から2か月の不備解消期間を過ぎると失効し、一般会員になります。年会費12,000円は続くので、やめるなら退会届を出します。あとから再認定を受ける方法もあります。

Q5. 提案書はMacで作れますか?

A. 日本FP協会の提案書作成ツールは、推奨環境がWindowsとExcelで、Mac OSは推奨環境外のため使えません。講座によってはWordやExcelのひな形を配っているので、Macで作る場合は、受講前に講座の推奨環境を確認します。

📝 まとめ

AFPになるには、AFP認定研修の修了、2級FP技能検定の合格、日本FP協会への登録が必要です。技能士課程の受講料は、通常価格の最安が8,800円で3社が同額です(FPKの8,700円は10月5日までの期間限定)。

取得までの総額は、2級の受検資格がある人で42,500円、3級から受ける人で50,500円、基本課程の最安ルートで55,700円です(テキスト代を除く)。最初の更新までには、2年目の年会費と継続教育の費用が加わります。

AFPは更新しなくても年会費が続くので、取るかどうかは、更新の手間と年会費を払い続けるかで決めます。

📖 この記事の根拠(出典・参照日2026年10月1日)

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執筆者 西本豪
執筆者:西本 豪(楽待新聞コラムニスト)

関西の不動産投資家。賃貸経営の体験と、法令・公的機関の資料をもとに、税務・融資・賃貸経営・法人運営の実務ガイドを発信しています。

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