去年、購入を決めた物件の融資が決まりました。
融資先はオリックス銀行です。
融資が下りるまでの経緯
諸費用を含めて1,400万円の物件購入で、融資に先立ち300万円の貸付金を納めていたのでローン残高は1,100万円です。
融資が下りる前の僕の属性としては以下のとおりです。
- 入社7年目の会社員
- 年収は平成25年分で約420万円
- 他の物件のローン残高が約1,000万円
ちなみに去年の11月にオリックスで融資を依頼し、一度断られていた話の続きです(涙)
去年末、僕は不動産販売会社の営業に対して、なるべく早く融資が確定するよう何度もお願いしてましたが、融資会社も僕の「年収」の増加を担保の一つとして確認したかったので、結局、平成26年分の支給金額が確定し、お給料の増加が分かるまで融資は下りませんでした。
年間給与の確定後、まずジャックスで融資が決まりました。
ただ、僕としては少しでもローン金利が低いオリックス銀行を希望していたので、オリックス銀行での融資の可否が決まるまで、契約を凍結していました。
ジャックスとオリックス銀行の違い
ジャックスとオリックスの違いは「ジャックスの方が団体信用保険が充実しているけどオリックスの方が少し金利が低い」事です。
不動産会社に伺ったところ「どちらが良いか」では無く、それぞれに強みがあるとの事でした。
金利および保障の比較(2015年1月現在)金融機関 | 適応金利 | 補償範囲 |
---|---|---|
ジャックス | 2.412% | 8大疾病補償 |
オリックス銀行 | 1.975% | 第一種身体障害 |
2.075% | 第二種身体障害 |
勿論、他にも多数違いがありますが、僕が一番優先したかったのはやはり借り入れ金利です。
オリックス銀行の場合、元の金利に+0.1%で団体信用生命保険(団信)の保障範囲が第2種身体障害まで広がりますが、それでも団体信用保険で比較するとジャックスの方が手厚いです。
ただ、それでも僕は金利の安さを優先しました。
僅かな金利の差でも長期間での返済では返済総額はかなりの差が出てきます。
例えば1,100万円の借入れに対して返済期間が35年の場合、返済総額が80万円程変わります。
適用金利と返済総額金融機関 | 適応金利 | 返済総額 |
---|---|---|
ジャックス | 2.412% | 16,298,940円 |
オリックス銀行 | 1.975% | 15,245,160円 |
2.075% | 15,482,460円 |
なお団体信用保険についてはこちらの記事でとても詳しく説明しています。是非、あわせて読んで頂ければと思います。
融資を獲得するまでにおこなった行動
今回、僕の希望していたオリックスでの融資が下りる可能性は半々だと言われてました。
その中で融資が下りる可能性を高めるために僕がおこなった行動は以下の通りです。
- 年収を420万円から440万円に上げる
- 頭金を50万円追加する
- 投資信託の残高明細をもとに保有資産を証明する
投資信託については解約は避けたかったので証明するだけと言う希望を伝えました。
「資産を持っている」事を証明するだけでも融資の条件としては少しプラスになるようです。
その結果、さらに「ここ半年間の預金残高の履歴(コピー)を提出する」っという条件付きでオリックスからの融資が下りました。
要するに日頃の金遣いって事なんだと思いますが、こんなところまでチェックする必要も無いような気がしますが…
融資の可否には物件の属性や金融機関との繋がりが大きく影響するのは当然ですが、個人レベルでも融資を有利に進める方法はいくつかあるようですね。
そして、その「微々たる差」が長期での返済では返済総額が大きく変わります。
融資を獲得するまでに少し苦労しましたが、それでも比較的低めの金利で融資を受けることができたのは良かったです。
コメント
不動産投資ローンは最低500万年収ないと難しいですよ。
500万以下で貸してくれるなら文句言うべきではないです
不動産投資は年月をかけるのがミソです
ジャックスで始められるならスタートするべきだと思います。
もしくは、日本政策金融公庫という手もありますね
書き込み有難う御座います。
そうですね。金融機関から融資を受ける場合は年収500万円程は無いと難しいかもしれませんね。
後は保有資産(貯金)などで自分の返済能力、返済意思を上手く伝え理解してもらう必要がありそうです。
不動産に関わらず資産運用な可能な限り年月を掛けて長期的に考えられたら良いですね。
僕はまた利用した事は無いのですが、日本政策金融公庫も上手く活用すれば大きな武器になりそうですね。
次回の購入時には選択肢の一つとしようと思います。ご意見有難う御座いました。