火災保険の契約内容が変わる!契約期間の短縮で実質的な値上げも…

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この記事を読むのに必要な時間は約 2 分 12 秒です。

投資用物件に限らず住宅を購入する際には基本的には長期の火災保険に加入する事になります。

もし火災により住宅が損失してしまったとしても銀行側とすれば資金の返済を担保する必要がありますよね。そのためローンを組む前提として火災保険への加入が条件となる事が多いです。

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異常気象を背景に長期契約が結べなくなる

2015年10月より火災保険について2つの契約内容の変更が予定されています。

一つ目は単純に住宅総合保険料が値上げされる事で、地域によってさまざまですが全国平均で3.5%程の引き上げになると言われます。

そしてもう一つは10年を超える長期契約の廃止です。

多くの保険契約では契約期間が長ければその期間に応じて割引きが適応される仕組みがありますが、今回の変更によって最長保険期間が36年から10年に短縮され、実質的な値上げになってしまいます。勿論、既に契約中のものはそのままの契約期間が継続されます。

実際に僕の知る限りでも、多くの大手保険会社にて保険期間の一斉改定が進められており、新規契約の場合は最長で10年間までの契約(基本的には自動更新)となってしまいます。

この背景としては近年の異常気象や自然災害が増えていて、今後の将来のリスクを予測する事が難しくなるからです。

ちなみに今回の値上げには南海トラフなど巨大地震のリスク想定は含まれていないため、ほぼ間違いなく再度値上げが予想されます。

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契約内容を見直すきっかけになる

ただ「将来のリスクを予測する事が難しい」と考えれば、定期的に契約内容(契約会社)を見直す機会があるのは悪い事では無いはずです。

想定されるリスクが変わっていくのであれば適切な契約内容も変わりますよね。その時期によって必要となる(分厚くしたい)保険項目は変わりますし、逆に発生リスクの少ない項目については過剰な部分を段階的に見直していくべきです。

勿論、契約期間も長ければ長い程良い訳では無く、所有物件の築年数や売却予定の時期などを踏まえてその時々での判断が必要です。

ただ、これ以外にも各社さまざまな変更が行われていますので、改定内容については契約会社のHPなどから一度目を通しておくのも良いでしょう。

値上げの部分だけが目立ってしまいますが、実は支払限度額の引き上げが行われていたり特約サービスの範囲拡大や延長などもあったりします。

ケースによっては「今回の改定内容は自分にとってはプラスになる」と言う方もいるかもしれません。せっかくの機会なので一度棚卸ししてみても良いかもしれませんね。


この記事は2015年10月3日に楽待不動産投資新聞に投稿された記事を転載させていただきました。

火災保険の契約内容が変わる!契約期間の短縮で実質的な値上げも…
改定内容を把握して自分に合った契約内容を見極めよう

http://www.rakumachi.jp/news/archives/113485

プロフィール

楽待新聞&不動産投資Libraryのコラムニストをしています。
普段、不動産投資家として考えていることや体験談などを掲載しています。
これから不動産投資を始めたい方や、賃貸経営初心者の方に対して、分かりやすい内容を心掛けています。

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