不動産投資に対する考え方や方針は人それぞれだと思いますが、投資規模をどんどん拡大したいと考えているのであればどうしてもそれなりのリスクを取る必要があるかもしれません。
フルローン・オーバーローンでレバレッジ効果を発揮する方法だったり、利回りが高い物件を自分の実力でうまく運用するなど…この辺りも人それぞれですよね。
一方、僕には大きなリスクが取れません。
これは性格的な要素もあると思いますが、やはり実力や実績に乏しいため中々大きな冒険に出れないのが正直なところです。良いか悪いかはともかくとして…
勿論、家主である以上、所有物件の規模拡大に対してはとても大きな憧れはありますが、今は比較的築浅で利回りは低いながらも、それなりに安定した経営を続けたいです。
堅実な経営を続けるためにはなるべく出費を抑えることや必要となった経費を正しく計上するような細かな積み重ねが大切で、その中でも僕が特に意識していることが3つあります。
- 返済期間を短くし返済総額を少しでも減らす
- キャッシュフローを重要視し過ぎない
- 可能な範囲で前倒し返済を進める
大規模な経営をされている方からすれば「頭おかしいのかコイツは…」と思われてしまいそうですが、まずは10年くらい掛けて、最低限の安定した資産を保有したいと考えています。
一般的に不動産投資ではキャッシュフローがプラスになることがとても重要とされています。「借入ローンを返済しつつ、さらに資金を貯めることで次の物件購入に備える」と言うふうに…手元にある程度まとまったキャッシュが無いと、もし魅力的な物件に出会ったとしても対応が鈍くなってしまいます。
そう考えると僕の考え方は機会損失を繰り返す…どころか、そもそも魅力的な物件に出会おうとしていない行為なんだろうなぁと思います。客観的に見てもそう見えてしまいますよね。
※規模拡大を諦めている訳では無いんですよ。。。
僕の最大の武器は若さです(笑)
10年経ってもまだ30代なので、のんびり実力を付けていきたいと思います。
この記事は2016年04月26日に楽待不動産投資新聞に投稿された記事を転載させていただきました。
自分の投資哲学について少しだけ振り返ってみました やっぱりローリスク・ローリターンになってしまいます…
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