掲載情報は嘘だらけ?不満続出のお部屋探しあるある

住宅全般
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知人が転職をきっかけに一人暮らしを検討するとのことでいろいろと話しを聞いていました。

僕は物件や間取りを見るのが好きなので、例え自分が住む物件でなくてもとても楽しくなってしまします。

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基本的な交渉ポイントは3パターン

実は僕も去年、仕事の都合で大阪から神戸へ引越ししました。

当初、「トイレ・バス別」と「築年数20年以内」で職場に近く安いマンションを探していたのですが、いろいろあって結果的に築年数50年程のアパートに住むことになりました。

当初は「築年数50年の古い物件に住むのはいろいろと不便だろう」と思っていましたが、実際に住んでみると意外と快適な生活を送ることができます。

実際に住んでみて感じる事としては最低限のセキュリティが確保できていれば多少築年数が古くても内装が綺麗(リフォーム住みなど)であれば、意外と気にならないことです。

お部屋探しで失敗しない方法については、インターネットで情報が溢れているので少し調べたら押さえるべき点がある程度分かるはずです。

ただお部屋探しの時、僕が一番感じることは「お客様(自分)は神様では無い」と言うこと。特に春先では賃貸会社の営業さんは数十人から数百人のお客様のお部屋探しを担当します。なのであくまで「自分はその中のただの一人」と言うことです。

営業担当も少しでも感じの良い人に良い物件を提供したいですし、場合によっては値切り交渉などにも積極的になってくれます。

ちなみに「交渉」の対象は主に以下の3項目だと言われます。

  • 敷金礼金(初期費用)
  • 家賃
  • 入居時期

物件所有者(大家さん)からすれば空室時は家賃収入が入らないので、少しでも早く入居者を探したいので「3ヶ月後に入居したい」と言ってもそれは難しいでしょう。

僕も少しでも引越しを遅らせたい事情があったので、無理を言って入居の時期を20日間程待ってもらいました。

※自分も物件所有者なので、その事情が痛い程分かります。

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HPの掲載情報は参考程度にしかならない

僕は不動産仲介会社と聞くとどうしても悪いイメージを持ってしまいます。

勿論、偏見の部分もありますが、中には大きな疑問を感じる業者がいることも確かです。

例えばHPなどの紹介ページに掲載されている物件は既に契約住みである事が多々ある点です。春先のピークの時期になると半数が既に契約済みと言っても良いかもしれません。

その原因は賃貸会社同士で情報の連携が行われていないことです。

一般的に物件所有者(大家さん)は物件を賃貸に出す時、複数(なるべく沢山)の賃貸会社に情報を発信しますが、その中の一社(例えばA社)で入居者と契約が結ばれた場合も、その他の賃貸会社(B社やC社)への連携がリアルタイムに行われている訳ではありません。っと言うよりピーク時はかなり大変ですよね。

個人的には「システム的な欠陥」のような気もしますが、ただ現状としては多くの場合、そうなっているそうです。

また中には人気の情報をあえて削除せず客寄せに利用することもあるそうです。物件を問合せると「その物件はもうありませんが類似物件が沢山ありますよ」と言うような…

また中には少し悪意を感じるような対応もありました。

不動産取引に関する3種類の媒介契約
不動産物件の売買を進める上で、物件所有者(売主)が自分で買主を探すことはなかなか難しいため、通常は仲介業者が間に入ります。 このように仲介業者(宅地建物取扱業者)が建物売買の仲介を行う際の契約を「媒介契約」と呼びます。媒介契約には以下の3種...
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サインするまでは油断はできない

親切に物件の案内をして頂いて、こちらの気分も高まり、いざ契約のサインを…っと言う時に「申し訳ありません…こちらの金額は先月までのキャンペーン価格で今は少し高くなります…」と言われたこともあります。

原因はちょっとした事務手続きのミスのようですが「先月までは安かった」なんて言われたら余計に契約する気はなくなります。

そもそも「本当にミスだったの?」と疑ってしまいます。

人間の心理として、物件や営業さんの対応が良ければドタンバでそのような事を言われても「まぁ5万円くらい良いかぁ」と思ってしまいますが、不満であれば冷静にお断りするべきです。

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嘘の情報を平気で掲載

最後に「これはアウトだろ!」と言うような業者もいます。

僕が今のアパートの入居契約を決めた後、何気なくインターネットを見ていたら、全く同じ物件が僕の契約価格より安く掲載されていたので、慌てて契約した賃貸会社の担当の方に問い合わせたところ、その営業さんは「他社なので思惑は分からないが」と前置きした後に「それはきっと嘘の客寄せです」と言われました。

勿論、そう言われても素直に信用出来なかったので直接安値の情報を掲載していた賃貸会社に問合せをしたところ、歯切れの悪い曖昧な回答であり「場合によればそちらで契約させてもらいますよ」とまで言いましたが、何故か最後は逆切れされてしまいました。

最終的には、契約していた担当の方に「疑ってすみませんでした」と言うことになったのですが、中には確信犯的に不適切な情報を載せる業者は実在します。

謙虚な気持ちは忘れてはいけませんが、なるべく多くの賃貸会社や担当者の方とお話しすることが、素敵な部屋選びにつながるはずですよ。

ちなみに余談ですが、今年は景気回復を背景に人事異動などが増える影響で引っ越し業者も人手不足です。

一部地域では対応が間に合わないところもあるそうですよ。

お部屋探しが決まればなるべく早く引越しの手配も考えた方が良さそうです。

プロフィール

楽待新聞&不動産投資Libraryのコラムニストをしています。
普段、不動産投資家として考えていることや体験談などを掲載しています。
これから不動産投資を始めたい方や、賃貸経営初心者の方に対して、分かりやすい内容を心掛けています。

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