我慢の限界?全然情報が正しくない?ポータルサイトは不満だらけ!

空室対策

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分 48 秒です。

お部屋探しのきっかけにおいてインターネットの掲載内容はもっとも重要な情報源です。

それなのにも関わらず、インターネットユーザのおよそ30%が不動産のポータルサイトに対して、いろいろな不満を持っています。

スポンサーリンク

入居希望者の行動パターンは?

お部屋探しをしている入居希望者が実際に契約に至るケースは、大きく以下の3パターンに分類されます。

  • 来店前にインターネットで調べた物件を契約する
  • 来店前にインターネットで調べた物件を取り扱う不動産仲介会社の別の物件を契約する
  • 上記のどちらでもない物件を契約する

下の円グラフからも分かるように、最初に不動産仲介会社に足を運ぶ人も一定数いますが、どちらかといえば、まずはインターネットで事前に確認した上で、より詳しい情報を求めて不動産仲介会社に訪れる人の方が多いです。

※スマートフォンの表示の場合は文字の部分をタップする(画面に触れる)と全ての文字が表示されます。

なお、これからお部屋探しをしたいと言う方は以下の記事が参考になると思います。

お部屋探し初心者でも絶対抑えておきたい7つの超重要ポイント!
初めての人にも分かりやすいように、お部屋探しで気を付けるポイントをまとめました。「何を基準にお部屋探しをしたら良いか分からない」って人にとっても、とても役に立つ情報です。
スポンサーリンク

不動産ポータルサイトの掲載情報は嘘ばかり?

お部屋探しを始めるタイミングで多くの入居希望者が以下のようなポータルサイトを確認することになります。

  • SUUMO(スーモ)
  • HOME’S(ホームズ)
  • at home(アットホーム)

それぞれの不動産ポータルサイトは定額制か課金制によって収益を得ています。

  • 定額制…予め定められた掲載物件数によって金額が決まる仕組み
  • 課金制…掲載数に制限は無いが問い合わせ数に応じて金額が決まる仕組み

細かなルールや各不動産ポータルサイトごとによって違いますが、インターネットで探したい条件を入力し、上位表示される不動産ポータルサイトによって、入居希望者にも物件所有者(家主)にも、大きな影響を与えます。

不動産ポータルサイトへの大きな不満

それにも関わらず不動産ポータルサイトに対して不満を感じている人が多いことも事実です。

不動産ポータルサイトへの不満は主に以下のようなものが挙げられます。

既に入居済みの物件がずっと掲載され続けている。

電話で問い合わせしても存在しない物件ばかり…

ホームページに掲載されている部屋の間取りが実際のモノとは全然違う。

情報は正しく掲載して欲しい。

問い合わせの回答が遅くて話が全然進まない…

もう少し迅速に対応してくれないだろうかぁ。

そして、その中でも最も不満の声が多いのは「既に入居済みの物件が掲載され続けている」ことが挙げられます。これには主に二つの理由があります。

  1. 各賃貸会社ごとに情報が共有されていない
  2. あえて古い情報を掲載し続けている

それでは何故、このような状況になってしまっているのでしょうか?

物件情報はリアルタイムには共有されない

一つ目の理由としては、各賃貸会社ごとに情報が共有されていないことです。

賃貸物件は複数の賃貸会社により全く同じ物件が掲載されています。

ですが、仮にある賃貸会社にて契約が成立したとしても、その情報をすぐには他の賃貸会社に共有される訳ではありません。既に入居者が決まっているにも関わらず、物件が掲載され続けてしまうのです。

お部屋探ししている側からすれば、すぐに対応してもらえる方が混乱が起こらず良いことですが、仲介会社側としても他の業務の都合上、どうしても優先順位が低くなってしまうそうです。

客寄せのための「おとり物件」に要注意

もう一つの理由としては、あえて誤った物件情報を掲載し続けている「おとり物件」の問題です。

お気に入りの物件を求めて不動産仲介会社に行ったものの、その物件がすでに埋まっていたり、イメージと全然違った期待外れな物件だったとしても、その不動産仲介会社の他の物件を契約させようとするパターンも意外と多いのです。

「おとり物件」は客寄せのため人気物件をわざと掲載し続ける誠実さの掛けた方法だと言えます。

おとり物件については以下の記事でもう少し丁寧に説明しています。

掲載情報は嘘ばかり?半数近くがおとり物件…
昨今の部屋探しにおいて、多くの方がまず最初にアクセスするのはSUUMOやHOME'Sなどの住宅情報サイトです。しかし、住宅情報サイトに対して不満を感じられる事も多く、その大きな理由の一つは「おとり物件」だと思います。 賃貸情報サイトに...
もう嘘の情報に騙されない?「オトリ物件チェッカー」を利用したお部屋探し
賃貸物件を探す時、情報サイトから好みの物件を物色するかと思いますが、いざ不動産仲介会社の窓口に行ってみる(もしくは電話を掛けてみる)ものの、実はもうその物件が既に契約済みだと言う経験は、お部屋探しをした事のある方なら一度は経験するはずです。...

雑な仕事がまかり通っている不動産業界

ただ、それ以外にも明らかな手抜きのケースも沢山存在します。

「部屋の広さ(㎡数)が若干違う」程度なら、ともかくですが間取りそのものが違っていたり、酷い場合は家賃や敷金・礼金が掲載金額より高い場合もあります。

要するに平気で嘘の情報を掲載し続ける不動産業界の根本的な問題がある訳です。

僕が経験した悪質なパターンとしては、契約書にサインをする直前になってこのようなことを言われたこともあります。

申し訳ありません。お伝えしていた内容はキャンペーン期間中のものでした。今はキャンペーンが終了してしまっているので、正しい金額は○○円になります。

………

それでは白紙で結構です。失礼します。(怒)

無意味な情報だけが掲載されている

一見、誤った情報に振り回されるのは入居希望者だけのような気もしますが、良く良く考えると物件所有者からしても適切な情報が掲載されていないことは良いことではありません。

例えば、物件の特徴欄があった場合、「割引キャンペーン対象物件!」と物件自体の特徴ではなかったり、大きな文字で「エアコン付き!」と記載されていたり…エアコンくらい、今どき普通に完備されています。

大切な情報掲載スペースに物件の魅力やメリットが伝わらないような記載しかしていないというのは、その物件を軽視している訳です。もしかしたら本当に何の魅力も無いような物件かもしれませんが、それでも入居希望者に物件の特徴が伝わるような情報を発信する努力を怠っていることになります。

※ファミリー向けのマンションにはエアコンが(複数台必要になるため)備え付けられていないこともありますが、ワンルームマンションについては基本的にはほとんどの物件でエアコンは備え付けられているはずです。

掲載スペースを十分に活用していないパターン

写真掲載欄が沢山あるのに実際には1枚~2枚しか写真がなかったり、写真の数は沢山あるけど、周辺環境や共有部分ばかりで部屋の中の写真が1枚も無いなど入居者や家主をバカにしているような物件ページも存在します。

勿論、賃貸会社側としても入居中がまだ物件に住んでいて部屋の中の撮影が難しいことや、管理件数が多く、一つ一つの物件に時間やコストを掛けられないこともありますが、正直「この情報だったら掲載しない方がマシでは?」と思うような物件ページが存在することも確かです。

スポンサーリンク

家主側も掲載ページのチェックが大切

なので、そうならないためにも定期的に自分の物件がサイトでどのように掲載されているかを把握することは大切だと思います。

賃貸会社は限られた予算内で可能な範囲で対応しています。なので、その限られた予算を少しだけ自分にも費やしてもらえるような働き掛けは必要です。

しつこくリクエストを依頼すると面倒くさいと思われるかもしれませんが、そもそも不動産ポータルサイトに掲載する目的は空室を無くすためです。今のように少し検索すれば膨大な情報が出てくるこの時代に「正確さに欠ける微妙な情報量の物件」では、仮に本当は条件が良くても他の物件に勝てないです。

結局は日頃から賃貸会社の方と良い関係を築くことが大切ですが、空室期間が続く場合はどこの原因があるのかをしっかりを把握する上でも自分の物件が掲載されている不動産ポータルサイトのチェックは怠らないでするべきだと思います。

不動産ポータルサイトがお部屋探しに与える影響
これまで賃貸のお部屋探しとしては、まずは住みたいエリアの賃貸会社に行き、希望の条件をお伝えし、そこから一緒に理想の物件を探すという流れでした。 ですが、最近はインターネットの普及に伴い、入居者はある程度、自分の希望する物件を明確にして...
プロフィール

楽待新聞&不動産投資Libraryのコラムニストをしています。
普段、不動産投資家として考えていることや体験談などを掲載しています。
これから不動産投資を始めたい方や、賃貸経営初心者の方に対して、分かりやすい内容を心掛けています。

西本 豪をフォローする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
空室対策
スポンサーリンク
不動産投資ライフ

コメント