ファイナンシャルプランナー試験を受ける上で知っておくべき金融資産運用の知識

ファイナンシャルプランナー試験を受験する上で押さえておきたい分野の中でも金融資産運用の知識は最も難しい分野だと思います。

ファイナンシャルプランナーとして押さえたい金融資産運用

役割としては資産運用を相談したい顧客の悩みに対してどのような金融商品が向いていてどのようなリスクが考えられるかなどを客観的に伝えることが求められます。

マーケット環境の理解

マーケットの理解は金融商品を学ぶ上での前提条件となります。

マーケットの指数、金利の変動要因の他に日本銀行の金融政策なども仕組みも理解しておきたい項目です。

幅広い金融商品の知識

投資信託、債券、株式などそれぞれの金融商品の特徴を理解する必要があります。

また債権の利回り計算や株式の投資指標の計算なども含まれてきます。

外貨建商品やポートフォリオ運用

外貨建商品には外貨預金や外貨建投資信託など含まれます。

またその他の知識として金融派生商品、ポートフォリオ運用、セーフティネットなどについても概要レベルの理解が求められます。

顧客に合った資産運用を提案する

この分野の顧客はいわゆる資産活用機を迎える高齢者が対象になることが多いと思います。

現在のゼロ金利の中で老後の資金や退職金などをどのように運用するべきなのかと言う相談が多いです。

その時に最も意識する必要があるのは「どの程度のリスクであれば許容できるのか?」と言うリスク許容度だと思います。

ある程度リスクを許容できるのであれば利益が最大化するような金融商品を進めることもできますが、老後の大切な資金の場合、大きなリスクをとって資産運用をしたいと考えるケースは少ないはずなのでその辺りのヒヤリング能力や意思疎通などが大きなポイントになります。

明確な結果が求められる難しい分野

実務として顧客の大切な資産を何かの金融商品に投資することになるため、明確な結果が求められるはずです。

結果とは単純に資産の増減額のように単純に評価できる場合もありますし、相対的に評価されることもあります。

例えばリーマンショックなどで周りの資産が暴落している中、提案した資産形成によって資産の低下を最低限に抑えることができればそれは仮に資産が目減りしていてもリスクを考慮した資産運用として評価に値します。

逆にアベノミクスなどで全体の株価が大きく成長しているにも関わらず提案した資産形成によってそれ程高い効果が得られなかったのであれば資産が増えていたとしても顧客は満足しないですよね。

このようなシビアな判断を単に資格を保有しているだけの資格ホルダーに任せるのは現実的には難しいはずです。

正直、AFPレベルの取得を目指すためであれば、ある程度「広く浅くの知識」が備わっていれば合格できますが、実務的に経験を積んでいくためにはかなり高い金融の知識が経済の知識が必要になると思います。

相談する側としてはとても役に立つ知識

ファイナンシャルプランナーとして顧客に対して適切な金融商品を論理的に説明することはなかなか難しいです。

プロの投資家であっても判断を誤ってしまいそうなことを素人の相談者相手に理解してもらい、実際に出資し成果を求める訳なので提案する側には高いコミュニケーション能力や専門知識が求められますし、相談する側にも最低限の知識は求められます。

そう考えると相談を受ける側としてはこれらの知識だけでは不十分ですが、これから投資を始めたいと言うような相談に乗る側としては最低限覚えておくべき知識が網羅されていると思います。

常に最新情報を把握しておかなくてはいけない

これは金融資産運用に限らずファイナンシャルプランナーとして共通しているところですが、年々新しい商品や制度改革があります。

投資信託の種類はびっくりするようなペースで次々と新しい商品が出てくるためある程度の動向は把握しておく必要はありますし、最近では個人型確定拠出年金(iDeCo)や積立NISAなど制度としても新しい仕組みが増えていきます。

相談者としては知っていて当然のように相談してきますので「その辺りのことは実は分からないんですよ…」とはなかなか言えません。一気に信用を失ってしまいますよね。

ファイナンシャルプランナーはあくまでもそれぞれの専門家と相談主との仲介役のような立ち位置なので全ての範囲を理解する必要はありませんが、それでも相談者にとって最低限の情報を提供できないとそれ以上相談したいと思ってもらえません。

常に学習を継続するモチベーションが必要がと思います。

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