インターネットによる不動産取引の解禁とは!?

先日、不動産契約のインターネット取引が社会実験的に開始されました!

宅地建物取引業法については昭和27年に施行されて以降、問題があるたびに改善が重ねられており、特に契約に必要な重要事項の説明や売買契約書の書面交付などは全て対面で行う事が義務付けられるようになりました。そうする事で消費者の保護されるよな仕組みを作っているんですね。昔は取引の媒介依頼も口頭で行われていたものの書面によるやり取りが義務付けられるようになったそうです。強化されたとは言うよりは…あるべき形に近づいたって感じですよね。手間だからと言って口頭でのやり取りは避けたいものです。

そもそもインターネット取引とは

この仕組みがインターネット取引により大きく変わります。そもそもインターネット取引とは、現在、主に対面(実際に会って)で行っている不動産取引に関わるさまざまなやり取りをインターネットを経由して行う事で効率化を図り利便性の向上やコスト削減を目指した取り組みです。

今年の8月末から賃貸取引と法人間取引を対象とした社会実験を開始され、2017年1月まで実施する予定のようですが、必要に応じて最長2年間までは延長されます。ちなみに個人向けの売買取引などにについはて実験結果を踏まえて可否を検討するようです。

IT化が進むと交通費および人権費、さらには書類作成や郵送に掛かるコストも下げる事が出来きます。ある程度都会に住んでいれば不動産業者と会う事なんてそれ程負担になりませんが、少し離れた場所に住んでいる場合はわざわざ契約のために高い移動コスト(交通費とそれに掛かる時間)を掛けるのは大きな負担ですし、高齢者や障害者にとっては移動しないで済む事のメリットはより多きいです。

賃貸とかであれば少しでも負担が減るなどのメリットがあれば良いと思いますが、売買のような数千万円を超えるような取引をインターネット経由で契約するのは正直少し違和感もあります。ですが、「この物件は買う!」って決めている(確定している)場合は重要事項の説明についてもただの儀式的なものになる(?)ので簡略化できる部分は簡略化するのもありかもしれませんね。
コスト面での恩恵も大きいですが、僕がインターネット取引で一番良いと感じるのは記録面の強化です。今まで必ず対面でのやり取りが必要だった重要事項の説明などを録画・保存する事で説明不足や理解不足によるトラブルが無くなる(減る)ため、消費者だけでは無く双方にとってとても良い事だと思います。

「言った言わない」の泥仕合は一番めんどくさいです。業者側の説明不足は問題ですが、入居者側の「俺は聞いてない!」もそれなりに厄介ですからね。

やっぱり懸念点はセキュリティ

利便性やコスト削減のようなメリットよりもトラブルの心配などのデメリットの方が目立つとの意見もありますが、個人的には、社会実験とは言うもののかなり良く検討された内容だと思います。勿論、賛否はさまざまですし実運用を進める上で沢山想定外の問題点は出てくるでしょうけどね。そりゃ出てきますよ。

だけど新しいテクノロジーを取り入れる時には必ず課題はあるもので、懸念点と補うための管理コストは必要なものの将来的には大きな改善に繋がるはず。

どんな分野にも利便性の裏側にはセキュリティ対策が必要なんですね。なんでもかんでも「監視」「記録」「エビデンス」って言うのは少し悲しい気もしますが、お互いを守るためにはとても合理的な方法です。特にITリテラシーが低い方にとっての業者の悪質な誘導なども懸念されていますが、それは他のITサービスでも言える事だし「利用しない」選択肢も勿論ある訳ですよね。
不動産市場の活性化について大きな効果が見込めるかは疑問ですが、手間やコストの削減が目指せる事自体は確実に一歩前進だと思います。

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