掲載情報は嘘ばかり?半数近くがおとり物件…

昨今の部屋探しにおいて、多くの方がまず最初にアクセスするのはSUUMOやHOME’Sなどの住宅情報サイトです。しかし、住宅情報サイトに対して不満を感じられる事も多く、その大きな理由の一つは「おとり物件」だと思います。

賃貸情報サイトに掲載されている広告のうち、20~30%がおとり広告であるとも言われているそうです!全体で20%~30%って事は人気の集まる物件に絞れば、もやは半数はおとり物件と言ってしまっても過言では無いかも。。。

おとり物件(おとり広告)とは成約済みの物件情報を掲載し続ける事です。実際には存在せずに契約する事が出来ないため価格設定は安めです。この物件の役割はあくまで「客引き」なので、賃貸希望者をお店に招き(引きずり込き)、他の物件を紹介すると言う手口です。お部屋探しをした事のある方なら、一度は経験されるかもしれませんね。

それ以外にも偽装物件も存在し、実際と異なる築年数や間取りの場合もあります。中には「バスとトイレがセパレート」と記載されているのに一緒であるとか…もはや偽装と言うより別物件です(笑)

少し余談ですが、掲載内容よりも実際の物件の方が条件が良い場合もごく稀に存在し、実際の方が間取りが大きい場合もあります。理由としては同じ1畳でも複数の畳のサイズが存在するためで、特に昔の畳の方が1畳が大きい傾向があるので、築年数が古い物件では予想してたより部屋が広い場合もあります。少し極端な言い方ですが「あくまで一つの目安」位に考えても良いかもしれませんね。

ただし故意では無くて、純粋(?)に編集が間に合わずに情報が古いまま残り続ける場合もあります。不動産業界は一つの物件に対して、複数の賃貸契約会社が仲介手続きを行うため、契約済みに伴う情報共有をリアルタイムに行う事は事実上不可能だからです。事実上不可能と言うよりは…そこまでして「そんなところに負担を掛けたくない」と言う方が正しいかな、、そりゃそうですよね。

それでも、おとり物件や偽装物件は宅地建物取引業法などで禁止されていますし、余りに目立つ場合は、是正指示などを受ける事もあるそうですが一向に減りません。もはや戦略の一つでしょう。

消費者庁や不動産公正取引協議会に対して不正情報を報告する事も出来るようですが、正直、その人にとってそこまでするメリットはほとんど無いですよね。。。

それではどうすれば良いか…とは言うものの、完璧に対処するのは難しいかもしれません。例えば予め電話してその物件情報が有効であるかと確認したり、ピンポイントでその物件だけに興味がある場合は、待ち合わせ場所を不動産会社の窓口では無く、内見対象の物件の近所にしてみても良いかもしれません。

ただ一つ注意したいのが「優良物件≒おとり物件」だと考え過ぎるのは禁物です。ベタな言い方ですがお部屋選びは一期一会です。本当に優良な物件にたまたまタイミング良く巡り合える事も沢山あります。なので気になる情報があれば「諦め半分…」と思いつつ(覚悟しつつ)でも、その出会いを大切にして欲しいとも思います。

おとり物件は悪質ですが、かと言っておとり物件に引っ掛かり他の類似の(やや条件の劣る)物件にて契約してしまうのはやっぱり自己責任です。おとり物件でわくわく感が高まり、その勢いで契約!…のような事は意外とあるはずなので可能な限り即決は避けたいです。中には「すぐに決めないと他のお客様に契約されるかも」と脅して(?)くる営業担当者もいるかもしれませんが、余程の物件で無い限り2日~3日程は他者との契約を待ってくれる(凍結期間を設けてくれる)はずです。

また、少ないかもしれませんが、このようなおとり物件の情報に振り回されると契約後に「他のサイトではもっと安い料金設定じゃないか!」と勘違い(確認不足)による不適切なクレームをしてしまう事もあるかもしれません。ちょっとカッコ悪いですよね。

契約成立後、他の不動産会社経由であればもっと安く契約出来たと……考えれば、怒りが込み上げてくるものですが、一度冷静になって、本当にその情報が正しいのかを確認した方が良いかもしれませんよ。

不動産業界は構造上、どうしても不透明な部分が多く、かつ表面化されずらいです。結果、消費者には分かりづらい事が多いです。だからと言って入居者からすれば過剰に疑い過ぎるのも良くありません。何も信用出来なくなってしまいますよね(涙)

それでも最近では仲介会社に依存しない方法が次々と試みられています。個人レベルで物件情報を周知・公開出来るような仕組みを検討されている大家さんもいますし、不正を追及するようなイノベーションレベルのサービスが開発されるなど、とにかく多様化が進んでいますし、これからも進み続けます。お部屋選びをする立場からでも大家さん側の立場からでも、選択肢が広がっていく事は覚えておいて損は無い知識だと思います。

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